白い羽にオレンジ色のくちばし、丸い体をした小さなアヒル。その鳥の名前はコールダックです。短めのくちばしと大きめの目が愛らしく、成鳥でも小柄なアヒルの品種です。

白い羽とオレンジ色のくちばしを持つ2羽のコールダック
白いコールダック。丸い体と短めのくちばしが特徴の、小型のアヒルです。

白くて丸い小さなアヒルがコールダック

コールダックは、一般的なアヒルを小さくしたような姿をしています。体に対して目が大きめで、くちばしは短め。丸い頭とふっくらした体が目立ち、動物園で「白くて丸い鳥」「小さなアヒル」として印象に残る鳥です。

  • 丸くまとまった小さな体
  • 体に対して大きめの目
  • 短めで横幅のある、平たいくちばし
  • 水かきのある足

白い個体では、オレンジ色のくちばしと足がよく目立ちます。水面に浮かぶと足が隠れ、白い体の丸さがいっそう際立ちます。顔と体のバランスまで見ると、コールダックらしい姿を覚えやすくなります。

丸い頭と短めのくちばし、水かきのある足が見える白いコールダック
丸い頭と短めのくちばし。足には、アヒルの仲間らしい水かきがあります。

小さいのはヒナだから?成鳥でも体長約30cm

コールダックは、成鳥でも小さなアヒルです。体長は約30cm。小柄な姿からアヒルの子どもと間違えられますが、もともと小さな体になるよう品種改良された鳥です。

アヒルは、野生のマガモを人が飼いならしてきた鳥。そのアヒルをさらに品種改良したのが、コールダックです。京都市動物園の解説では、一般的なアヒルの4分の1ほどの大きさで、世界最小のアヒルと紹介されています。

長崎バイオパークの動物紹介も、体の大きさに対して目が大きめで、くちばしが少し短い点を特徴に挙げています。普通のアヒルとの違いを知りたいときは、体の小ささに加えて顔つきにも注目してください。

水辺で首を下げた白いコールダックと奥に立つコールダック
水辺のコールダック。マガモをもとにしたアヒルの品種で、成鳥でも小柄です。

コールダックは白い色だけではない

白いコールダックはよく知られていますが、マガモに似た羽色や、模様の入った個体もいます。白い羽は目立つ特徴のひとつで、コールダックという名前が特定の羽色を指すわけではありません。

羽色が違っても、小柄な体や短めのくちばしは共通する特徴です。白い鳥をきっかけに名前を知った方も、動物園ではほかの羽色のコールダックを探してみると、見た目の違いを楽しめます。

小さな体でも、よく鳴くアヒル

コールダックは小柄でもよく鳴く鳥です。その声を利用し、かつては野生のカモを誘う「おとり」として飼育されていました。小さくて愛らしい見た目と、よく響く声もこの鳥の特徴です。

草のそばで目を閉じ、体を丸くした白いコールダック
白いコールダック。羽色に加え、丸い頭と小さな体つきにも注目してみてください。

コールダックは成鳥でも小柄なアヒル

白い羽にオレンジ色のくちばしを持つ、丸くて小さなアヒルはコールダックです。成鳥でも体長約30cmで、短めのくちばしと大きめの目が目印になります。白以外の羽色もある、小型のアヒルの品種です。

参考資料

写真:とりペ撮影。